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リメイク品の販売で古物商許可は必要?

2016/05/20

環境意識の高まりを受けて、物品のリサイクル販売が盛んになっています。
フリーマーケットが開催されたり町中にリサイクルショップが増えています。

こういった環境への配慮は、日本独自の「もったいない」精神の現れの一つでしょうか。

最近、古物商許可についてのお問い合わせのなかに、リメイク品の販売があります。

使わなくなった衣類等をバックや小物に作り変えて再利用するのです。

こういった事業では古物商許可が必要となるかどうか?
古物商の定義については古物営業法第二条第二項第一号に定められています。

一  古物を売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業であつて、古物を売却すること又は自己が売却した物品を当該売却の相手方から買い受けることのみを行うもの以外のもの

ここでのポイントは「古物の売買」を行っているかどうかです。

では、リメイク品の販売方法について2パターンで検討してみます。

①お客様から不用品を預り、オーダーメイドとしてリメイク

この場合は、お客様から不用品を買い取る事をせず、リメイクして同じお客様へ返しています。代金もリメイクしたことに対して発生しています。
従って古物商許可は必要ありません。

①お客様から不用品を買取、リメイクして販売する

こちらのケースでは、不用品を買取、さらにリメイク品を他者(元の持ち主以外)に販売する形態です。この場合は、許可が必要です。

古物商許可制度は、中古品の流通過程において盗品等売買防止、抑止、さらには迅速な発見を目的として定められています。上記の①のケースでは盗品の混入する危険性が低いと判断され古物営業法の適用を受けません。(盗品をわざわざ無償で他人に預けて、リメイクしてもらうと言うような手間をかける窃盗団も居ないでしょうし。。。)
しかし、②のケースでは不特定のお客様から買取を行いますので、インターネットを使用した買取であっても本人確認を必ず実施して取引をしなくてはなりません。古物商は、売買において相手方の本人確認と取引についての台帳記帳が義務付けられます。

リメイク品の販売を主とする事業においても古物商許可の取得をお勧めいたします。

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